お名前.comのレンタルDNSを使ってみる
お名前.comでは、現在、レンタルDNSが無料で使えます。
レンタルDNSというのは、文字通りDNSを貸し出すということですが、ほとんどのドメイン業者(レジストラ)では、提供するのがあたり前だったんですけど、お名前.comでは、2006年に提供を始めました。
もちろん、無料です。
ただ、このレンタルDNSが、昨年末(2009.11)に大規模な障害を発生させたことは、有名すぎますね。
その後は、どうかというとあれほどの障害はないものの、それなりに障害が発生しているみたいですね。
でも、どうでしょうか、自前で設置するDNS(BIND)を考えれば、障害が発生したとしても、昨年末(2009.11)みたいなことは、別として、ちゃんと、復旧してくれますからね。お名前.comを使っておられるなら、使うべきでしょうね。
今回は、簡単なレンタルDNSの設定方法を解説してみたいと思います。
お名前.comへ
まずは、何を登録するか整理しておきます
DNSへ登録する内容を確認しておきましょう。
例えば、expmale.com というドメイン名の管理をしたいとします。
ウェブサイトは、
- www.expmale.com
- blog.expmale.com
の2つです。
さらに、メールは、Google Appsを使いたいので、MXレコードも追加してみましょう。
Google Appsの説明には、以下のように設定しなさいとあります。
| 優先値 | メール サーバー |
|---|---|
| 1 | ASPMX.L.GOOGLE.COM |
| 5 | ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM |
| 5 | ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM |
| 10 | ASPMX2.GOOGLEMAIL.COM |
| 10 | ASPMX3.GOOGLEMAIL.COM |
DNSの書き方で書けば、以下のような感じでしょうか。
$TTL 86400
@ IN SOA ns1.expmale.com. root.expmale.com.(
2010070101 ; Serial
7200 ; Refresh
7200 ; Retry
2419200 ; Expire
86400 ) ; Minimum
IN NS ns1.expmale.com.
IN MX 10 aspmx.l.google.com.
IN MX 20 alt1.aspmx.l.google.com.
IN MX 20 alt2.aspmx.l.google.com.
IN MX 30 aspmx2.googlemail.com.
IN MX 30 aspmx3.googlemail.com.
ns1 IN A xxx.xxx.xxx.xxx
@ IN A xxx.xxx.xxx.xxx
www IN A xxx.xxx.xxx.xxx
blog IN A xxx.xxx.xxx.xxx
ここで、大事なのは、MX(メール配信) , A(アドレス) の記述部分ですね、
この部分を、レンタルDNSへ登録してあげる必要があります。
早速、登録してみましょう
レンタルDNSをセカンダリDNSの併用はできませんから、もし、セカンダリDNSを使っている場合は、セカンダリDNSを無効にします。
- セカンダリDNSを使っている場合は、無効にします。
※レンタルDNSをセカンダリDNSの併用はできません。
セカンダリDNSを使っている場合は、まず、ネームサーバーの変更でセカンダリDNSのサーバー名を設定していると思いますから、それを解除してあげます。

次に、セカンダリDNSを無効にします。

- レンタルDNSの設定を行います
まずは、レンタルDNSレコード設定をクリックし、設定したいドメインを選択します。

先に整理しておいた情報を1レコード(行)づつ設定しています。

MX(メール配信) レコードを追加したい場合は、TYPE欄のコンボボックスでMXを選択します。
例)www.exmaple.com A xxx.xxx.xxx.xxx を登録しようとした場合

例)exmaple.com MX 10 aspmx.l.google.com. を登録しようとした場合

追加ボタンをクリックしてレコードの追加をします。
すべてのレコードの追加が完了したら、確認画面へ進むをクリックして、確認画面へ進みましょう。
確認画面では、特に問題なければ、設定するをクリックして、設定します。
何か修正が必要な場合は、戻るで設定画面へ戻れますから、確認画面でちゃんとチェックしましょう。
設定した後でも、反映するまで、しばらく時間がかかることがあります。
nslookupコマンドでドメイン情報が反映されたかチャックします。C:\>nslookup Default Server: google-public-dns-a.google.com Address: 8.8.8.8 > server 01.dnsv.jp Default Server: 01.dnsv.jp Address: 210.172.129.68 > exmaple.com Server: 01.dnsv.jp Address: 210.172.129.68 *** 01.dnsv.jp can't find exmaple.com: Query refused > exmaple.com Server: 01.dnsv.jp Address: 210.172.129.68 Name: exmaple.com Address: xxx.xxx.xxx.xxx >
server 01.dnsv.jpでDNSサーバーを指定するところがポイントです。
これで、01.dnsv.jpのサーバーに情報が反映されたかを確認します。
*** 01.dnsv.jp can’t find exmaple.com: Query refused
と表示されれば、まだ反映されていません。
Name: exmaple.com
Address: xxx.xxx.xxx.xxx
と表示されれば、反映されましたので、次の設定へ進みましょう。
- ネームサーバーをレンタルDNSへ変更する
ネームサーバーの変更でレンタルDNSのサーバー名を設定します。

以下の2つのサーバーを設定します。
- 01.dnsv.jp
- 02.dnsv.jp
それは、往々にして、昨年来からの大規模な不具合が発生したことに起因しているようです。
実際に、いろいろと触ってみるとわかりますが、案外、悪くありません。 評判が悪いだけに、悪くないと思えるのかもしれませんけどね。
機会があれば、一度、試されるのも良いかと思います。
自分で確かめるのが、一番です。よく10円キャンペーンをやってますから、10円ドメインを取得して、いろいろ試してみるのも悪くないと思います。
お名前.comへ
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2010年8月2日, 1:36 PM
お名前.comのレンタルDNSを使ってみていますが、今のところ、特に問題らしいところが見当たりません。
まだ、数か月なので、もう少し様子を見た方が良いのでしょうが、アクセスが止まってしまうようなトラブルが、2009年末に発生して以来は、特に目立った障害はないようです。
ネット上で、酷評も目立ちますが、普通に使う分(ダイナミックDNSなどでなく、通常のDNSとして利用する場合)に限って言えば、それほど酷評するほどダメでもないように思いますね。今のところは。
キャンペーンで1年間試されると良いと思いますよ。
なんせ最安値¥10で1年間利用できますからね。
試す価値あり
です。