アクセスログの活用
サーバーを管理する者にとって、ウェブのアクセスログは、非常に大事です。
アクセスログからは、訪問者数、ページニューなどのサーバーの基本情報はもちろんのこと、エラーや不正な攻撃などの情報も採取できます。
基本情報も大事ですが、エラー情報はもっと大事です。
エラーがあるということは、訪問者がサイトを訪れてもページを見れないことがあるということですから、チャンスを逸しているとも言えます。
今回は、そのエラーについて、話をしてみたいと思います。
生ログは、1種類?
生ログと言われるいわゆるウェブサーバー(apache)が出力するログファイルは、ほとんどのレンタルサーバーがapacheを採用していることから、多少の違いはあるものの1つの種類と思っても過言ではないと思います。
また、アクセス解析として提供されているものは、その生ログ情報から、見やすく展開したものですから、「独自のアクセス解析を提供・・・」などと記載があっても出力される内容は、それほどの変化はありません。
オープンソースなアクセス解析ツールとして、webalizerはシンプルで有名です。
以下は、あるサイトのwebalizerでのアクセス情報を表示したときのイメージです。
[月毎のアクセス情報]

[日毎のアクセス情報]

[ユーザエージェント毎のアクセス情報]

このサイトは、前の記事で紹介した「百度」baiduの対策を行っていないので1位に「百度」baiduが登場しています。9位には、「Yeti」が登場しています。
参照記事:検索ロボット(クローラ)拒否で負荷軽減
[レスポンスコード毎のアクセス情報]

ここでは、レスポンスコード503も少なからずあるようです。このような場合、検索ロボット(クローラ)拒否で負荷軽減で「百度」baidu対策を行うと、レスポンスコード503が減ることもあります。
アクセスログが採取できるおすすめレンタルサーバーは、さくらインターネットです。webalizerと生ログを1年分保存できます。
最低限注意が必要なステータスコード
アクセスログには、ほとんど不要なものはないのですが、強いてあげるなら、最低限以下のステータスコードについては、意識しておく必要があると思います。
- 403 : Forbidden:禁止されている
– 要は、訪問者がアクセス禁止のページがあることを意味していますから、そのアクセス禁止となっているページが意図しているものかの判断はしておく必要があります。
もし、意図していないアクセス禁止のページがある場合は、アクセス禁止を解除するようにします。
- 404 : Not Found:未検出
– 要は、訪問者がアクセスしたURLが存在しないページがあることを意味していますから、その存在しないURLが、正しいかどうか判断はしておく必要があります。
もし、URLが正しくてこのエラーが出ているなら、なんらかの理由で表示されなくなっていますから、問題を解析し、表示するようにしましょう。
また、ページを移動した場合は、リダイレクトで移動先へページを切り替えてあげるようにしましょう。
- 500 : Internal Server Error:サーバ内部エラー
– これは、phpなどのスクリプトエラーや.htaccessの設定誤りなどで、訪問者がアクセスてきない状態にあることを意味していますから、関連のphpを含むスクリプトや.htaccessを見直しましょう。
また、インストールなどで、自動的に行った場合、途中で警告、エラーメッセージなどが表示された場合などは、このエラーが出力されることがあります。その場合、サーバーの設定(ディレクトリの権限などを含む)などに原因がある場合があります。再確認しましょう。
- 503 : Service Unavailable:サービス利用不可
– これは、ウェブサーバーが、実際に処理しきれていないことを意味していますから、詳細なロギングを確認する必要があるでしょう。
このエラーが発生した日時の詳細なロギングから、前後でどのようなアクセスが発生しているか確認します。
稀に発生(1日に数回程度)の場合は、クローラが原因の場合があります。必要でないクローラについては、クロールしないように設定するのも一つの案です。
頻繁に発生(1日に数十回程度)の場合は、そのレンタルサーバーの許容量を超えているのかもしれません。レンタルサーバー管理元へ相談してみるのも一つの案です。
上記以外のステータスコードは、HTTPステータスコードとは…を参照してください。
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